環太平洋大学の取り組み

地域貢献活動の一環でIPUフェスタ開催

住民と学生の交流通して防災意識高める

環太平洋大学(IPU、岡山県岡山市)は2月18日、同大学内のカフェテリア「ハーモニー」で同大学現代経営学科による地域貢献活動の一環として、地域交流会「IPUフェスタ」を開催した。 

同学科が地域から必要とされる大学を目指し、多様な実践型の授業に取り組む中で、今回の地域交流会は「令和6年能登半島地震」をきっかけに、地域住民と学生による交流を通して、いざというときに地域住民の安全な避難場所としての同大学を知ってもらい、防災意識を高めることを目的に実施。多彩なイベントが行われ、売り上げの一部は能登半島地震被災地への募金に充てられた。  

岡山市と連携した防災体験コーナーでは、消防士を目指すラグビー部員が中心となって、簡易ベッドや簡易トイレの組み立てを実演した。防災セミナーでは、サッカー部員とフリースクール支援メンバーが「助け合うお母さんの会」の取り組み紹介をサポートした。  

地元食材を使用したグルメコーナーでは、「破格値野菜」や「あったか甘酒」、スイーツなどを提供した。野球部の学生による瀬戸地区産のジビエ料理、ラグビー部の学生によるIPU発岡山B級グルメ「えびめし味ポテト」など、ユニークなメニューが人気を集めた。  

学生によるIPUカフェプロジェクトからは、地元のコーヒー豆を使ったホットコーヒー、有機カボチャプリン、岡山県産レモンを使ったレモネード、焼きたてパン、留学生によるベトナムコーヒーなどが提供された。  

この他、子供向けのひもくじ、竹細工、ボーリング、大人向けのフリーマーケット、「あったか豚汁」の販売、ダンスパフォーマンス、管楽器の生演奏など、学生企画も好評だった。  

IPUカフェプロジェクト(担当:鈴木真理子特任教授)は、同学科の地域に寄り添った実践型授業の一つで、学生自らがカフェを起業、経営し、実践的な経営スキルとアントレプレナーシップマインドを培うことを目的としている。このカフェを地域の起業コミュニティーの場にするために、在学生、教職員、地域住民に安らぎの場を提供している。「2023年度環太平洋大学ビジネスプランコンテスト」では最優秀賞を受賞した。  

また、同学科ではブランド戦略論、マーケティング特論、マーケティング総論、販売戦略を受講した有志学生が継続して地域に貢献したい、異文化交流をしたい、岡山を盛り上げたいと考え、2021年9月から、IPU環太平洋大学サステナブルブランドプロジェクト(担当:扇野睦巳特任准教授)を展開。岡山県内外の企業や専門家とのパートナーシップで、提案活動、試作品づくり、試食会開催、商品販売を実施している。ブランディング事例コンテスト(東京)で、2022年にIPUジビエが中小企業庁長官賞を、2023年はIPUエシカルアスリートがSDGs審査員特別賞を受賞した。