TOP >>
バックナンバー一覧 >> 2016年3月13日号二ュース >> VIEW
記事2016年3月13日 2368号 (1面)
工学院大附属中高・高橋教諭が「世界の教師トップ10」に
惜しくもグランプリは逃す
工学院大学附属中学高校の英語科担当で、ハイブリッドインターナショナルクラスの担任を務める〓橋一也教諭が「世界の教師トップ10」に選出された。 この賞は、イギリスの非営利教育団体であるバーキー財団(Varkey基金)が世界148カ国・8千人の中から選出された教師に与えられる国際的な賞で、「教育分野におけるノーベル賞」と称されている。 〓橋教諭はシリア難民問題など、リアルな社会をテーマにした英語でのディスカッションを通じた授業や、英語の物語の一場面をレゴブロックで表現する取り組みなど、生徒のクリエーティブな側面を大切に、教師と生徒の「わくわく感」を共有できる授業を行っている。同校のハイブリッドインターナショナルクラスでは英語、数学、理科の授業を英語で実施している。 「世界の教師トップ10」に選出されたのは日本人では初めてで、今回、アジアからは唯一の選出となった。グランプリをかけた最終選考は中東のドバイで行われた。惜しくもグランプリ受賞は逃したが、〓橋教諭は、「このような栄誉ある賞の最終候補にノミネート頂き、大変光栄に感じています。今後ますます研鑽を重ね、より良い教育活動に励みたいと思います」と語っている。 |
記事の著作権はすべて一般社団法人全私学新聞に帰属します。 無断での記事の転載、転用を禁じます。
|