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記事2015年10月3日 2353号 (1面) 
10月1日、スポーツ庁が誕生

 今年の国会での文部科学省設置法の一部改正法の成立を受けて、10月1日、同省の外局としてスポーツ庁が誕生した。文科省にあったスポーツ・青少年局のスポーツ振興課、競技スポーツ課等の業務をスポーツ庁に移し、約120人体制でスポーツ振興等を総合的に推進する。同省スポーツ・青少年局は廃止された。

 スポーツ庁の初代長官には順天堂大学教授で、公益財団法人日本水泳連盟会長の鈴木大地氏(ソウルオリンピック金メダリスト)が就任、スポーツ庁次長には同省の橋道和・スポーツ・青少年局長が就任。次長に次ぐスポーツ庁審議官には外務省から木村徹也氏(大臣官房)が就任した。

 スポーツ庁は、スポーツの基本計画等を立案し、学校体育や運動部活動も所管(学校体育室)する政策課、国民へのスポーツの普及や子供の体力向上、スポーツの安全確保等を所管する健康スポーツ課、選手強化への支援等を行う競技スポーツ課、世界のスポーツ界への積極的関与等を行う国際課、オリンピック・パラリンピック課(時限)、参事官(地域振興担当)、参事官(民間スポーツ担当)で構成する。このうち政策課長には澤川和宏・同省スポーツ・青少年局スポーツ・青少年企画課長が就任した。同省スポーツ・青少年局のその他の課は初等中等教育局や生涯学習政策局に移った。



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