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記事2013年9月23日 2284号 (1面)
修士レベルの教員養成課程WG 報告をほぼ取りまとめ
もう一つのWGと報告内容合体
文部科学省の「修士レベルの教員養成課程の改善に関するワーキンググループ」の第7回会合が9月17日、同省内で開かれ、報告をほぼ取りまとめた。今後は、この日意見のあった点の修正等を行った後、「教職課程の質の保証等に関するワーキンググループ」の報告と合体し、一つの報告にまとめ、親会議である「教員の資質能力向上に係る当面の改善方策の実施に向けた協力者会議」に9月26日、報告する。 「修士レベルの教員養成課程の改善に関するワーキンググループ」の報告では、国立の教員養成系修士課程を段階的に教職大学院に移行することを前提に、学校や教育委員会と連携・協働しその基本的な性格や考え方について抜本的に改善していくことを求めている。具体的には現職教員を対象にした管理職養成コース、教科指導コース(個別の教科や学校種での指導ではない)、特別支援教育に特化したコースなどの設置を求めている。 ただし教職大学院のインセンティブは不明確、また私学の教職大学院に関してはあまり言及していない。
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