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記事2013年7月23日 2279号 (2面) 
40周年を迎え記念講演会・祝賀会開催 和野内名誉会長等に感謝状贈呈
一般財団法人全国大学実務教育協会
一般財団法人全国大学実務教育協会(森脇道子代表理事・会長=自由が丘産能短期大学長)は、6月28日、東京・千代田区の帝国ホテルで「創立40周年記念講演会・祝賀会」を開催した。同会は会長を15年間務め、会の発展に大きく貢献、今年5月末で退任した和野内崇弘名誉会長を慰労する意味でも開かれた。
 同協会は昭和48年、7つの短期大学の有志が集まり、実務の素養と人間力を備えた秘書養成を目指して、「秘書士」の称号認定等を行ったのが始まり。その後、さまざまな分野で、学会と連携して大学・短大における実務教育に係る教育課程の研究、教材開発、認定、当該教育課程の履修を終え必要な科目、定められた単位等の履修要件を満たした学生、社会人に対する資格認定証の授与等の事業を実施している。
 記念講演会・祝賀会の冒頭、あいさつした森脇会長は、「就業力を備えた人材育成への期待が高まり、協会が社会から認められる時代となったが、こういう時代だからこそ、今が協会にとって正念場で、協会発足当時の情熱を思い起こして次世代の実務教育、キャリア教育がどうあるべきかを皆様としっかりと問い直して、大学や短大教育の質的転換の役にたつ新たな教育事業に挑んでいきたい」と抱負を語った。記念祝賀会では和野内名誉会長と菅野英孝名誉顧問に感謝状が贈呈された。記念講演会では同協会理事の清水一彦・筑波大学副学長が「高等教育の質的転換について―知識・伝達注入授業から能動的学習へ」の演題で講演、教員中心の教育から学生の主体的学びへの転換の必要性を力説した。


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