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記事2011年9月3日 2214号 (1面) 
第46回全国私立短大体育大会開催
6競技で白熱したプレー展開
第四十六回全国私立短期大学体育大会が八月八日から十一日までの四日間、東京都、神奈川県、埼玉県内の九会場で開かれた。日本私立短期大学協会主催、文部科学省、東京都、川崎市、小田原市の後援。
 全国の八十三校から約二千三百人の学生が参加した。選手たちは、卓球、テニス、ソフトテニス、バドミントン、バレーボール、バスケットボールの六競技に分かれ、各会場で白熱したプレーを展開した。
 八日に東京・千駄ヶ谷の東京体育館で開かれた開会式には、選手をはじめ大会関係者らが出席。東日本大震災で被災した修紅短期大学、聖和学園短期大学、福島学院大学短期大学部からも選手が参加し、三校を先頭に入場行進を行った。
 佐藤弘毅・日本私立短期大学協会会長はあいさつの中で、大震災の被災者にお見舞いを述べた上で、「困難を乗り越えて参加した被災地の選手、指導者に敬意を表するとともに、全国から集まった選手諸君が友情と感動を分かち合い、力強く熱い競技を展開することを願っている」と選手を激励した。
 来賓として出席した高円宮家の次女、典子さまが、大会名誉総裁である高円宮妃久子さまのおことばを代読され、「日頃の練習の成果を十分に発揮し、学生らしい競技展開と納得のいく結果を期待するとともに、スポーツを愛する仲間たちとの友情を深め、学生生活のすばらしい思い出を作られるよう願っています」と述べられた。
 選手を代表して、前回大会バドミントン女子の部優勝校、東海学院大学短期大学部の杉原里音さんが「日頃の練習の成果を十分に発揮し、最後まで全力でプレーすることを誓います」と宣誓した。
 式後には、公開演技として、目白大学、同短期大学部、目白研心中学・高等学校がチアリーディング、日本体育大学が少林寺拳法とダブルダッチ、鎌倉女子大学中・高等部がマーチングバンドを、それぞれ披露した。
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