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記事2010年9月13日 2181号 (1面) 
全国私学教育研究集会長崎大会 10月14・15日
私学経営など6部会開く 研究発表など通じ明日の私学考える

 今年で五十八回目となる全国私学教育研究集会長崎大会は十月十四・十五の両日、長崎県佐世保市のウインズ佐世保とハウステンボスを会場に開かれる。財団法人日本私学教育研究所、財団法人私学研修福祉会の主催。
 「時代を創造する人材の育成を目指して―私学教育の挑戦―」を研究目標とした今年の研究集会には全国から七百人の私立中学高校の校長や教員等が参加する予定。
 講演や研究発表等を通して今後の私学教育の在り方などを研究協議する部会は、「私学経営」、「教育課程」、「生徒指導」、「進路指導」、「国際理解教育」、「特色教育」の六つ。
 初日は、同研究所理事長の吉田晋・日本私立中学高等学校連合会長が中高連、日私教研の事業と今後の私学教育への取り組みを報告。続いてノンフィクション作家の柳田邦男氏が「絵本・読書と心の成長」をテーマに記念講演する。二日目は終日部会での研究協議。
 このうち私学経営部会では、實吉幹夫・東京女子学園中学高校理事長・校長が「私学を取り巻く状況の変化と問題点」のテーマで講演、続いて山中幸平・学校法人山中学園理事長が「私学の課題と経営戦略」について講演する。教育課程部会では、藤木卓・長崎大学教育学部教授が「新学習指導要領と私学教育」の演題で講演、このほか九州地区の私立高校等が進学指導や職業意識を高める教育課程に関して研究発表を行う。
 生徒指導部会では、一ヶ月食改善プログラムの取り組みや情報社会における学校教育の光と影に関する研究発表が行われる。進路指導部会では生徒の潜在能力を掘り起こす実践的指導、進路保障をする特進クラスの取り組みなどを研究発表する。国際理解教育部会では国際交流の実践が発表される。特色教育部会では看護教育における縦割り指導や私立高校における特別支援教育の取り組みなどが発表される。
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