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記事2009年9月13日 2147号 (8面)
新一号館・川並記念図書館グランドオープン
聖徳教育の知の基幹へ
聖徳大学記念式典祝賀会
聖徳大学(千葉県松戸市)の新一号館・川並記念図書館がこのほどグランドオープン、九月五日、その記念式典が同大学川並香順記念講堂で、また祝賀会が体育館で行われた。新図書館は、聖徳教育の知の基幹となる。 記念式典に先立ち、新一号館中庭の記念モニュメント前で、川並弘昭・東京聖徳学園理事長学園長らが参加してテープカットが行われた。このモニュメントは彫刻家の流政之氏の作「戦いやぶれて花が咲く(Battle and Blossom)」。 式典では、川並理事長学園長があいさつの中で、同図書館の完成に至るまでの経緯を述べた上で、これまで携わった人たちに感謝の意を表した。また、来賓の一人、川井敏久・松戸市長は環境に配慮された建物と表し、「感銘を受けた。建物への思い入れが見事に花開いた」と祝辞を述べた。 また、このデザインを担当した石井幹子デザイナーは、深海から天空までの広大なイメージを内包する深遠な知のビジョンを体現したとし、同大学の建学の精神である「和」の精神を創造するインテリアを演出したと述べた。設計のコンセプト(石本建築事務所)は知の核、良い環境、環境に対応だ。 地下二階、地上八階の新図書館は自動書庫を有し、百万冊が収蔵可能だ。約千席の閲覧席が設けられ、読書や学習をすることができる環境を実現している。さらに、太陽光発電装置、免震書架などを導入している。 |
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