全私学新聞運営委員会代表の浅田敏雄・東邦大学名誉学長が四月二十四日、虚血性心不全のため死去した。八十六歳だった。近親者のみによる葬儀は四月二十七日、二十八日に執り行われた。
　五月三十一日には、午後一時半から、東京都大田区の東邦大学医学部体育館で、学校法人東邦大学、東邦大学医学部生化学講座、日本私立学校振興・共済事業団、社団法人日本私立医科大学協会、全私学新聞運営委員会による合同葬が開かれる。浅田先生は、文部科学省の大学設置・学校法人審議会会長、厚生労働省の医療審議会会長、社団法人日本私立医科大学協会会長、現在の私学事業団の前身の一つである私立学校教職員共済組合の理事長などの要職を歴任、私学振興にも多大な功績を残された。平成十年には勲二等旭日重光章を受章している。