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記事2009年10月13日 2150号 (2面)
医学部入学定員増に伴う設置基準改正了承
近く正式に答申、基準改正
中央教育審議会・大学分科会(分科会長=安西祐一郎・慶應義塾学事顧問)は十月六日、川端達夫文部科学大臣から諮問を受けた医学部入学定員の増員に伴う大学設置基準の一部改正について審議、了承した。近く中教審として正式に答申を行い、設置基準の改正が行われる。 改正内容は、収容定員七百二十人(入学定員百二十人)を超えて増員する医学部について、現行の設置基準で基本的に百四十人と定められている専任教員数を百五十人とする。また、校舎面積は六人につき七十五平方メートル、付属病院面積は六人につき百平方メートルの割合で加算することを新たに定める。 これに伴い、専任教員の基準など省令の一部改正も行われる。 医学部の入学定員については、地域の医師確保の観点から、平成二十二年度から三十一年度まで十年間の期限付きで増員することが認められた。 |
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