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記事2008年7月23日 2105号 (6面) 
駒込高校 和太鼓部「第4回定期公演」
一音入魂全力で楽しむ
 駒込高等学校(河合孝允校長、東京都文京区)は六月二十八日、同校の勧学ホールで、和太鼓部による、三年生の引退公演を兼ねた「第四回定期公演」(写真)を行った。この日は、近隣の小・中・高校へ通う児童・生徒、それに地域住民も集まり、熱気が漂った雰囲気の中で行われた。また、日体荏原高等学校(東京都大田区)の和太鼓部の卒業生もゲスト出演し、盛りあがった公演になった。
 駒込高校の和太鼓部「疾風(はやて)」は二〇〇一年に創部され、当時四人だった部員数は現在、三十人に及んでいる。日ごろ老人ホーム、地元の祭り、それに高校の文化祭への出演などを主に活動している。同校は「一隅を照らす人間の育成」を建学の理念に掲げ、明るく伸びやかで個性を大切にする校風を伝統にしており、部員たちは元気に公演に臨んでいた。
 披露した曲目は、駒込ボルケーノ、流葉、男祭り、縁、初午太鼓、疾風、ペンペン草、signal、幻舞、サンバ、アフリカ。
 出演した三年生の、この日にかける心意気は次のような言葉に表れている。「All for one,One for all.」「一心不乱に打ちまくり、皆さん一緒に楽しくいきましょう!」「自分にできる全てのことを行う!!」「悔いがないように叩(たた)ききる!!」「一音入魂 全力で楽しむ!!」「完全燃焼」「虚心坦懐。最後の助まで興じさす」「部活の締め括(くく)り 全力投球で頑張ります」(当日配られたチラシから)――。
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