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記事2008年7月23日 2105号 (6面) 
神田女学園中学・高校 新校舎が完成
来春、新クラスコース制導入
 神田女学園中学高等学校の新校舎(写真)がこのほど完成し、落成を祝う記念式典と祝賀会が、東京・千代田区猿楽町の新校舎講堂で行われた。
 同校は新校舎が完成するまでの約二年間、自民党本部前の旧永田町小学校校舎に移って授業を行っていただけに教職員や生徒の喜びもひとしおの様子だった。
 記念式典冒頭、挨拶に立った学校法人神田女学園の森田浩一郎理事長は、新校舎の建設を進めていた当時の小熊又三理事長が六年前に他界、その後を受けて漸く完成に漕ぎつけたこと、私学の経営はいつも向かい風だが、向かい風を受けて更に高く飛び上がりたいとの強い決意を語った。
 記念式典には日本私立中学高等学校連合会の吉田晋会長や東京私立中学高等学校協会の近藤彰郎会長、石川雅己・千代田区長らも出席、同校の新たな出発を祝った。
 新校舎は、地下一階・地上七階建て。耐震性に配慮した構造で、教室のほか講堂、ラウンジ、図書室、PC教室、家庭科室、和室、音楽室、体育館、礼法・武道室などが収められている。同校は二年後に創立百二十周年を迎えるが、来春からは中学校に新クラス制(エクシード、サクシード)、高校には新コース制(同)、を導入し、新たなステージを目指す。
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