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記事2008年7月13日 2104号 (1面) 
10月9・10日に私学研究集会 北海道大会開催
未来拓く私学教育研究目標に
私学経営など6部会で研究協議
今年十月九・十の両日、札幌市で開かれる「平成二十年度全国私立中学高等学校第五十六回全国私学教育研究集会北海道大会」の実施内容が、このほど明らかになった。財団法人私学研修福祉会の主催、北海道私立中学高等学校協会の実施、北海道、札幌市、日本私立中学高等学校連合会の後援、財団法人日本私学教育研究所の協力。
 今年の研究目標については北海道を切り開いた先人の開拓者精神に思いを馳せ、「時代を見すえ、未来を拓く私学教育」とし、私学経営、教育課程、生徒指導、進路指導、国際理解教育、学校事務の六部会が設置される。
 初日は午後から開会式、記念講演などの全体集会、二日目は終日部会での研究協議となる。会場は北海道私学の拠点である札幌ガーデンパレス。
 記念講演は、行動展示で今や日本一の人気を誇る動物園となった旭川市旭山動物園の小菅正夫園長で、演題は「旭山動物園の挑戦―夢を実現した復活プロジェクト」。
 全国から七百人の私立中学高校関係者の参加をが見込まれている。
 各部会の研究目標は私学経営が「教育改革と私学経営の課題」、教育課程が「私学教育を推進する教育課程」、生徒指導は「次代を担う人間力の育成」、進路指導は「個々の能力を伸ばす進路指導」、国際理解教育は「ボーダレス社会に対応した国際教育」、学校事務は「私学の学校事務の現状と課題」。このうち私学経営部会の午前の部では、日本私立中学高等学校連合会前会長で、政府の教育関連審議会の委員などを長年努め、教育改革と深くかかわってきた田村哲夫・渋谷教育学園理事長が「教育改革と私学経営の課題」とのテーマで講演する。
 また日本私立学校振興・共済事業団の西井泰彦・私学経営情報センター長が「私学経営の諸問題」のテーマで講演する。
 午後からは外山茂樹・函館大妻高校長が「公私協議と函館の私学」とのテーマで、続いて七五三木正巳・武修館高校長が「未来を見すえた学校づくりをめざして」のテーマでそれぞれ実践報告を行う。そのほか五つの部会では合わせて道内の十一の私立高校等が実践発表を行う。


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