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記事2008年6月13日 2101号 (1面) 
日私教研 新役員体制に
吉田晋中高連会長が理事長に
中川武夫淑徳巣鴨中高校長が所長就任
 財団法人日本私学教育研究所(東京都千代田区麹町)は六月十日、東京都内の会館で理事会・評議員会合同会議を開き、平成二十・二十一年度の役員体制を決定した。同研究所トップの理事長には、日本私立中学高等学校連合会の吉田晋会長(富士見丘中学高校理事長・校長)が就任した。また吉田理事長を支える二人の副理事長には山中幸平・山中学園理事長と高木茂・高木学園女子高校長が就任した。
 所長には同研究所副理事長を務めていた中川武夫・淑徳巣鴨中学高校長が就いた。現職の校長が所長となるのは久しぶりのことで、過去二代の所長は新聞社の論説委員等経験者が務めていた。
 さらに研究研修運営委員長には實吉幹夫・東京女子学園中学高校理事長・校長が、同副委員長には鈴木康之・水戸女子高校長がそれぞれ就任した。事務局長には、鈴木秀一・事務局次長が昇格した。これまでの田村哲夫理事長と佐藤早苗理事長代行は顧問となり、所長、研究部長、事務局長を務めていた山岸駿介氏は体調を崩し退任した。
 平成二十年度の研究員体制と研究題目も明らかにされた。
 常勤の研究員は、山路進主任研究員、友野清文主任研究員、山崎吉朗専任研究員、小野新平専任研究員、大森隆實専任研究員の五人。そのほか二十七人の委託研究員(現職中学高校教員ら)が情報教育、国際交流、生徒指導、理科教育、英語教育等の分野で実践的な研究を行う。今年度は教員免許更新制本格実施前年ということもあり、教員免許状更新制講習や教員免許更新の研究をテーマにした研究も行われる。
 このほか合同会議では平成十九年度の事業報告や決算報告が承認され、平成二十年度事業計画の補足説明等が行われた。また同研究所の八王子市の施設について、今年度中にも売却処分の手続きを行い、都心への移転を完了させる予定等が説明され、了承された。
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