来年の第五十六回全国私学教育研究集会は平成二十年十月九・十の両日、札幌市の札幌ガーデンパレスを会場に開かれる。「〜時代を見すえ、未来を拓く私学教育〜」が研究目標。
　主催は財団法人私学研修福祉会、実施は北海道私立中学高等学校協会、後援が日本私立中学高等学校連合会等、協力が財団法人私学教育研究所。
　全国から私立中学・高校の理事長、校長や教員ら七百人の参加が見込まれている。
　初日は昼過ぎから開会式や記念講演などの全体集会で、記念講演の講師は日本一の来場者を獲得するなどマスコミ等でも大きく取り上げられている旭川市旭山動物園の小菅正夫園長。
　二日目は終日、部会での研究協議で、私学経営、教育課程、生徒指導、進路指導、国際理解教育、学校事務の六部会が開かれる。学校事務に関する部会は極めて珍しい。
　各部会の研究目標は、(1)私学経営部会「教育改革と私学経営の課題」、(2)教育課程部会「私学教育を推進する教育課程」、(3)生徒指導「次代を担う人間力の育成」、(4)進路指導「個々の能力を伸ばす進路指導」、(5)国際理解教育部会「ボーダレス社会に対応した国際教育」、(6)学校事務部会「私学の学校事務の現状と課題」。