東京都私立短期大学協会主催の第三十三回学生英語スピーチコンテスト（カンタス航空会社、キューエイチ・インターナショナル後援）が十二月一日、東京・千代田区の私学会館で開かれ、十四校の代表が日頃の英語学習の成果を競った。出場者は、家族や友人、英語講師ら大勢の聴衆を前に、学生生活での体験や時事問題への自己の意見などを英語でスピーチした。優勝は「HOW TO REGAIN HAPPINESS」と題してスピーチした青山学院女子短期大学の佐々木美央さん、準優勝は国際短期大学の小瀬清子さん。優勝、準優勝の二人には、オーストラリア・クイーンズランド大学での二週間の研修およびホームステイが贈られた。 審査委員長を務めた松坂ヒロシ・早稲田大学教育学部教授は、スピーチのポイントとして、(1)聴衆とアイコンタクトをとること(2)覚えたスピーチを忘れてもナーバスにならないこと(3)自分の経験を話すことなどを挙げ、「次にスピーチするときは今日以上に上手にできるようがんばって下さい」と出場者を激励した。
