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記事2006年1月3日 2009号 (2面) 
イコールフッティング委設置
学法との競争条件同一化など研究
学校設置会社連盟
 学校設置会社連盟(理事長=反町勝夫・LEC東京リーガルマインド大学・LEC会計大学院学長)は、昨年十二月二十日、東京・市ヶ谷の私学会館で総会を開き、組織内に新たにイコールフッティング委員会、経営委員会、学校設置支援委員会を設置することを決めた。このうちイコールフッティング委員会は、株式会社立学校と学校法人立学校の競争条件の違いを調査し、競争条件を同一にするために障害となっているもの、障害を排除するための方法論等の調査・研究を行う。
 具体的には教育バウチャー制の導入や学校設置会社に対する優遇税制の適用、学校設置会社の私学共済への加入、学校設置会社に対する私学助成の導入等を研究する。
 経営委員会は学校設置会社の現状における経営上の問題点を洗い出し、経営に関する各種規制について学校法人との違い、学校設置会社が利用しやすい経営制度の立案等を研究する。
 当面は学校設置会社の組織体制、資金調達、財務管理の調査・研究を行い、海外の学校設置会社との交流を進める。学校設置支援委員会は学校設置を希望する法人等からの質問・相談に対応、加盟校の増加を図る。
 総会後にはマスコミ関係者らも出席しての教育特区交流会が開かれ、同連盟の顧問に下村博文・衆議院議員(前文部科学大臣政務官)と鈴木寛・参議院議員(民主党・次の内閣文部科学大臣)が就任したことが報告され、来賓として内閣官房構造改革特区推進室の石崎仁志参事官があいさつを述べた。

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