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記事2006年1月3日 2009号 (11面) 
大分県私学ドリーム
勉学、クラブ活動成果を披露
活発な保護者との交流
 大分県私学協会(津村哲也理事長=大分高等学校理事長)と大分県私立中学高等学校協会(佐藤武朗会長=日田佐藤学園理事長)は昨年十一月九日、大分市・iichiko総合文化センターで「大分県私学ドリーム2005」(後援=大分県など)を開催、各私立高校の演奏や高文連弁論大会入賞者の意見発表などを通して学校、生徒、および保護者との交流を図った。

 この私学ドリームは、私学へ通っている生徒が日ごろの勉学やクラブ活動の成果を保護者らに披露し、生徒、学校、および保護者との交流を図るもので、当日は演奏や高文連弁論大会入賞者の意見発表が行われた。
 主催者を代表して、津村理事長は「私学は公立と異なり各校独自の建学の精神をもっております。その精神の下に、学校づくりに積極果敢に挑戦し、教育の質の向上に日々まい進している。大学進学、文化、スポーツ、ボランティア活動等それぞれの分野で、県下の中学高校教育をリードしているものと自負しているところでございます。私たちは私学という柔軟な学校運営の強みを生かして先導的な試みに挑戦し、社会や保護者のニーズに対応したきめ細かな教育ができるよう、より一層努力していく」とあいさつした。
 来賓の広瀬勝貞・大分県知事は、あいさつの中で、私立学校は独自の建学の精神の下に新しい時代に即応した多様で特色ある教育を積極的に実践することにより、勉学やスポーツをはじめ、同県教育の発展に大きな役割を果たしていると評価し、「本県では『安心・活力・発展』を県政執行の基本理念とし、これからの大分県を担う人づくりに積極的に取り組んでいる。こうした中で、各私立学校が魅力ある学校づくりに取り組み、生徒の個性豊かな才能をはぐくまれることは、二十一世紀の活力あふれる大分県創造のための大きな力となるものと期待している」と述べた。
 大会では、ノンフィクション作家の吉永みち子氏が「自分らしく生きる」と題して、記念講演を行った。
 なお、演奏等発表会を行った学校は次の通り。▽楊志館高校(大正琴アンサンブル)▽竹田南高校(よさこいソーラン)▽明豊中学高校(同校吹奏楽部)▽別府溝部学園高校(ハンドチャイム演奏)▽岩田中学高校(ギター演奏)

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