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記事2005年6月23日 1982号 (7面) 
東京都専修学校各種学校協会通常総会
専各全体の底上げを
専各の教育振興最優先に
東京都専修学校各種学校協会(中込三郎会長=東洋美術学校理事長・校長)は五月二十日、東京・市ヶ谷のホテルグランドヒル市ヶ谷で通常総会を開き、平成十六年度事業および収支決算についての両報告を承認した。総会では、中村文雄(国際理容美容専門学校理事長・校長)と中込三郎の各氏にそれぞれ瑞宝双光章、藍綬褒章受賞に対し受賞者表彰が行われた。東京都功労者受賞者表彰も行われた。
 中込会長はあいさつの中で「専門学校各種学校の活動をもっと理解してもらわなければならない。子どもたちの幸せのために専修学校各種学校に来てもらいたい。就職をしっかり(保証)したい。これがキャッチフレーズです。もっとピーアールしていく。学校全体の底上げをしていく必要がある」と力強く述べた。
 来賓の東京都議会自由民主党の服部ゆくお幹事長代行は、社会が求めている人材育成を行っている専修学校各種学校を高く評価し「都議会はこれに応えていかなければならない」とあいさつした。
 南雲栄一・東京都生活文化局私学部長はあいさつの中で「専修学校各種学校の振興のために精一杯の努力をしていく」と述べた。
 同協会は十七年度は「学校はそこで学ぶ学生・生徒のためにある」という認識に立ち、「学校振興」を最優先課題とし、広範囲な運動を展開していく方針だ。
 十六年度の同協会の事業は総務、財務、振興、調査統計、広報、研究研修の各部を中心に進めているが、このうち、留学生・就学生への生活指導では、十六年から留学生・就学生に対する生活指導等講習会を二回実施、留学生指導等の手引書を作成した。また、新しい雇用創出のため求職者・学生が専門学校を通して体験する専門学校サービス実務体験ツアーを行った。参加校は三十一校で、二百六十三人の参加者を数えた。

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