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記事2005年2月3日 1967号 (1面) 
初の短大評価機関認証
質の保証、教育の向上充実へ
文部科学省
短期大学基準協会の川並弘昭会長(=聖徳大学短期大学部理事長・学長)は一月十四日、文部科学省の高等教育局長室で、石川明高等教育局長から認証評価機関としての認証書を受け取った。これにより短基協は、正式に認証評価機関となり、日本初の短期大学専門の評価機関として、学校教育法で義務づけられた評価を実施する。
 短基協は、日本私立短期大学協会が母体となる評価機関。「短期大学教育の継続的な質の保証を図り、加えて短期大学の主体的な改革・改善を支援して、短期大学教育の向上・充実に資するとともに、評価システムや評価の結果を公表することによって広く社会の理解と支持を得ること」を目的とする。
 会員制を基本とし、第三者評価の基となる自己点検・評価の適切な実施などを中心的に行うALO(Accreditation Liaison Officer:第三者評価連絡調整責任者)を配置するなど、特色ある評価を、国・公立を含め、希望するすべての短期大学に行う。これまで短基協は、短期大学の相互評価を支援してきたほか、地域総合科学科の認定を行っている。同学科は学生が自主的に学習内容・履修形態を選択でき、社会人の受け入れも含め、地域の多様なニーズに応じており、新しい短期大学の姿として、関心が寄せられている。

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