こちらから紙面PDFをご覧いただけます。



全私学新聞

TOP >> バックナンバー一覧 >> 2005年2月3日号二ュース >> VIEW

記事2005年2月3日 1967号 (7面) 
私学発展に努力℃шw部長あいさつ
中高協会が理事長・校長会
60周年に向け準備委員会

近藤会長

東京私立中学高等学校協会(近藤彰郎会長=八雲学園中学高等学校長)は一月十三日、東京・市ヶ谷の私学会館で平成十六年度第二回理事長・校長会を開催し、十七年度高校生徒就学計画と生徒募集について、および、十六・十七年度私学振興予算について報告を行った。
 あいさつに立った近藤会長は、公私連絡協議会で進めている五カ年中期計画について「一年一年約束を果たしていく。私立学校は努力をしていることを示していきたい。公私連絡協議会での申し合わせを守っていくことが大事だ。今年も頑張ろう」と呼び掛けた。また、同協会が来年、六十周年を迎えるに当たって準備委員会を立ち上げていることを報告した。
 来賓の南雲栄一・東京都生活文化局私学部長は十七年度就学対策、同入学者選抜、人権問題、監査、生徒指導などについて触れ「入学選抜については学校債の募集は任意なもので、選抜の合否に影響を与えてはならないこと、公私協の合意で定められた都内公立中学生の受け入れの枠組みや協会での取り決めを守ってほしい。私学振興と私学の発展のために努力したい」とあいさつした。
 報告に当たって、長塚篤夫・同協会総務部長は十七年度生徒募集について「入学者選抜を行う場合『特に入学試験の前倒しととられるような模擬試験等、受験者に混乱をきたすことのないように十分配慮すること』(通知)を守ってほしい」と強調した。
 また、木内秀樹・同協会広報部長が十七年度都私学振興予算につき、「都生活文化局の要求が通れば経常費補助の生徒一人当たりの単価で、高校が前年度比で九千八百五十三円増(二・八%増)、中学が四千百五十七円増(一・三%増)となる」(全私学新聞1月23日号既報)と報告した。

記事の著作権はすべて一般社団法人全私学新聞に帰属します。
無断での記事の転載、転用を禁じます。
一般社団法人全私学新聞 〒102-0074 東京都千代田区九段南 2-4-9 第三早川屋ビル4階/TEL 03-3265-7551
Copyright(C) 一般社団法人全私学新聞