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記事2005年2月13日 1968号 (2面) 
全日私幼連 創立20周年迎え記念式典感謝の会
子供が心豊かに育つ環境
三浦会長が大切さ強調
昭和五十九年に三つの私立幼稚園団体を一本化して設立された全日本私立幼稚園連合会(会長=三浦貞子・白ゆり幼稚園長、青森県)は、今年創立二十周年を迎え、これを祝う記念式典・感謝の会が二月二日、東京・赤坂の赤坂プリンスホテルで執り行われた。
 あいさつに立った三浦会長は、来賓、出席者、関係者に感謝の言葉を述べるとともに、「子供を安心して産み育て、その子供たちが心豊かに育つ環境をつくることが必要」などと話した。
 続いて来賓の祝辞があり、最初に、中山成彬・文部科学大臣の代理として塩谷立副大臣が、「平成十八年には総合施設(の本格実施)も予定されている。今後も幼児教育の一層の充実に努めたい」と祝辞を述べた。
 次に、前総理の森喜朗・全日本私立幼稚園PTA連合会長の代理として河村建夫・前文部科学大臣が、「昨年の私学助成問題では頑張った。今年は教育基本法の改正も挙げられている。全日私幼連は大いに力を発揮していただきたい」と話した。
 幼児教育議員連盟会長の中曽根弘文・参議院議員は、「幼児教育、義務教育を地方に丸投げするなどは間違いだ。また、就園奨励費のあり方も変えていかなければならない」などと話した。
 最後に清水博雅・全日私幼連副会長(日野わかくさ幼稚園長、東京都)から二十年の活動報告が行われた。その中で清水副会長は、「今後、私立幼稚園が、種々の制度改革に適切に対応するために、全日私幼連の教育・研究部門の組織強化を早急に進めていかなければならない」と述べた。
 式典の後、感謝の会が開かれ、森前総理らが出席した。

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