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記事2005年12月23日 2008号 (7面) 
福井私学振興のつどい 私学の特色を発揮
私学退職金基金造成の補助率アップ
「第四回福井県私学振興のつどい私学は一つ、教育は私学から=vが十一月八日、福井市・福井県民会館で開催された。主催は福井県私立中学高等学校協会、福井県私立幼稚園協会、福井県専修学校各種学校連合会からなる福井県私立学校連合会(荻原芳昭会長=啓新高校長)、福井県私立高等学校PTA連絡協議会、および福井県私立幼稚園PTA連合会の三団体。

 主催者を代表し、荻原会長は、同県の私学への厚い保護に対し感謝し、「常に教育の重要性に思いをはせ、私学の特色を発揮し、私学三団体が私学教育の振興に努力したい」とあいさつした。
 大会では禿了修・福井県私立中学校等学校協会理事長が私立中学高校、幼稚園、専修学校各種学校、退職金基金社団関係それぞれの要望を詳細に説明した。
 このうち、私立中学高校については、私学は公私共存と私々間協調の二本を柱に生徒減少期対策に取り組んできているが、県立定員の策定に当たり公私間比率七五対二五を基本とし、私学定員が二千人を下回らないようにするための要望が出された。幼稚園については、幼児教育にかかわる公費負担の格差是正の必要性が要望の一つとして出された。また退職基金社団については、退職金基金造成に対する補助率引き上げが要望された。
 決議事項は次の通り。
【私立中学高校】(1)私立学校教育振興補助金(経常費補助)の拡充強化(2)生徒急減期における公私協調による安定的な定員の確保
【私立幼稚園】(1)私立幼稚園教育振興補助金の拡充(2)特別補助の拡充
【専修学校各種学校】(1)私立専修学校等教育振興補助金の増額
【私立学校退職金基金社団】(1)私立学校退職金基金造成に対する補助率の引き上げ。

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