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記事2005年11月23日 2004号 (2面)
21世紀COEプログラム中間評価 過半数に「努力が必要」
文部科学省は十月十一日、全国の大学から世界最高水準の研究拠点を採択する「21世紀COEプログラム」の平成十五年度採択拠点の中間評価を発表した。国公私立大学五十六大学、百三十三件の拠点のうち、二件は中止、四件が目的達成は困難なため計画変更を求めており、六十九拠点は一層の努力を必要としている。目的達成が可能と評価されたのは五十八件にとどまり、厳しい現状が浮き彫りとなった。 同プログラムは、世界最高水準の教育拠点を形成するため、必要な経費を研究グループに対して補助を行う。今回の中間評価は評価項目に基づいて二年経過後に行うもので、専門家や有識者により補助事業の進ちょく状況や補助金の適正配分などを確認し助言をする。中止の二件は補助金を辞退した。
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