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記事2004年6月13日 1936号 (1面) 
教育研究で相互発表 北元会長の再選決定
私大振興協会が総会
 日本私立大学振興協会(会長=北元喜朗・北陸大学理事長)は、六月十日東京の私学会館で平成十六年度の春季総会を開き、日本私立大学団体連合会の事業に協力しながら私立大学の振興を図るなど、十六年度の事業計画・予算を決めた。任期満了に伴う役員改選で北元会長が再任した。
 同協会は、年二回の総会で、会員校における教育研究などについて相互発表を行い、必要に応じて私立大学の当面する課題などについて、研修を実施する。また、活動の柱の一つとして、私立大学加盟三団体に共通する課題の意思決定・執行機関である団体連合会の事業に参画することで、私立大学全体の課題解決や政策推進にあたることを掲げている。今年度も、団体連やその他団体に役員・委員を派遣するなどして、私立大学及び私学全般の振興充実を図る。今年度は特に経済財政諮問会議及び規制改革・民間開放推進会議などの動向を注視し、必要な対応を行い、全私学連合と一体となって対応していくことを事業計画に明記した。総会終了後は、文部科学省高等教育局私学部私学行政課の久保公人課長が、「私立大学にかかる最近の諸問題について」と題して講演を行った。


16年度事業計画等を決めた私大振興協会総会

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