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記事2004年5月23日 1933号 (3面) 
15年度一般補助配分額905億円
私立高校等経常費助成費補助金
国庫補助の増額も 地方予算は微減
 文部科学省はこのほど、平成十五年度私立高等学校等経常費助成費補助金のうち、一般補助の各都道府県への配分状況等を公表した。一般補助は私立高等学校等経常費助成費補助金の約九割を占めるもので、そのほかは特別補助となる。文部科学省のまとめによると、十五年度分として四十七都道府県に配分された一般補助の総額は、九百五億二千三百二万五千円で、前年度に比べて一・九%の増額。国の一般補助の対象となった四十七都道府県の私立高校等に対する経常費助成の総額は六千百十四億七千三百四十三万四千二百七十円で、前年度に比べて〇・六%のマイナスとなっていた。各都道府県の私立高校等に対する経常費助成を生徒等一人当たり補助額でみると、高校(全日制・定時制)の場合、平均額は三十万六千六百八十九円で、前年度に比べて三百六十五円の増額にとどまっていた。十五年度補助額のうち国庫補助は全国平均で四万五千五十九円。都道府県別経常費助成で一人当たり補助額が最も高かったのは鳥取県で四十万九千二百八十三円。一方、最も低かったのは埼玉県で二十四万五千百二十四円。中学校の場合、各都道府県の私学経常費助成の平均単価は二十六万七千七百十五円。最も補助単価が高かったのは島根県で四十五万五千六百二十三円。最も低かったのは神奈川県の二十一万五千百四十一円。小学校、幼稚園に対する各都道府県の平均単価は、それぞれ二十四万千七十一円、十四万九千四百七十三円。
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