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記事2004年2月3日 1923号 (2面)
全国大学実務教育協会(和野内崇弘会長=札幌国際大学・短期大学部理事長)は平成十五年十一月、小冊子『大学の挑戦』(=写真)を発行した。称号認定教育の取り組みや大学改革の事例を具体的に紹介し、加盟大学・短期大学の今後の展開への参考としている。 内容は「さらなる挑戦」「称号認定教育への取り組み」「地域を結ぶ短期大学間単位互換制度」の三章に分かれる。大学や短大の事例約二十件を掲載し、各大学の学長や教職員が執筆した。このうち「さらなる挑戦」では、改革に取り組む学校が事例を発表している。国内で初めて国際報道学科を設置した東京国際大学や、女子大学と統合した大阪国際大学、総合学科を設置した香蘭女子短期大学など、参考になる事例が多い。 「称号認定教育」については、資格を取得するカリキュラムを持つ学校が学生の履修状況や指導方法、実績などを紹介。各校が秘書士やビジネス実務士、情報処理士、プレゼンテーション実務士、社会調査アシスタント、園芸療法士などの教育を通じて、大学の振興を図っている。 「地域を結ぶ短期大学間単位互換制度」では、有働壽恵・梅花短期大学生活科学科助教授が大阪地域の短期大学間の単位互換制度を解説した。
『大学の挑戦』はA4判、四十九ページ。 ◇問い合わせ先=全国大学実務教育協会 電話03(5226)7288
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