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記事2004年2月3日 1923号 (9面)
「デルコンピュータ株式会社代表取締役会長吹野博志氏の話を聞く会」(品川女子学院PTA主催)が昨年十二月四日、品川女子学院(漆邦臣校長、東京都品川区)で開かれた。この会は、普段なかなか学校に足を運ぶことの少ない父親を主に対象としたもの。また、中学受験をひかえる生徒の保護者にも同校の教育方針を知ってもらうための意味も含まれている。 同社はコンピュータシステムのメーカー直販という新しいビジネス・モデルを開発し大企業に成長、グローバルな人材育成の面でも成功を収めている。同校は「私たちは世界をこころに、能動的に人生を創る日本女性の教養を高め、才能を伸ばし、夢を育てます」を教育目標に掲げているため、吹野会長の話への関心は高かった。講演は同校の漆紫穂子副校長が、吹野会長にインタビューする形で進められた。 この中で、吹野会長は社会が必要としている人材について、「きちんと自己を確立している人」「向上心を高めている人」と答えた。 また吹野会長は現在、大学で将来の日本を担う人材を育成していることを紹介したうえで、「学生は社会の変化にさらされることが必要で、これに対して自ら行動することができるようにならなければならない」と語った。
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講演する吹野会長(右)漆副校長(左) |
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