平成十六年度の、私立高等学校等に関する地方交付税による財源措置額の総額と単価が、このほど明らかになった。それによると私立高等学校等に関する地方交付税による財源措置額の総額は、前年度比〇・四％減の五千百二十三億円となる。これに文部科学省の私立高等学校等経常費助成費補助約九百九十七億円（私立高等学校等経常費助成費等補助千二十八億五千万円から文部科学省が学校法人に直接交付する補助を除いた額）を加えると、私立高等学校等に関する財源措置額の総額は、六千百二十億円（前年度比〇・四％減）となる。地方交付税による財源措置の生徒等一人当たり額は、高校（全日制・定時制）で二十三万四千六百円（前年度比〇・六％増）、小・中学校で二十三万三千二百円（同〇・七％増）、幼稚園で十三万四百円（同一・六％増）。これに文科省の私立高等学校等経常費助成費補助金の単価を加えた、いわゆる標準単価は、高校（全日制・定時制）で二十八万四千六百八十二円（前年度比〇・六％増）、中学校で二十七万七千五百六十六円（同〇・七％増）、小学校で二十七万五千九百六十一円（同）、幼稚園が十五万千七百八十七円（同一・五％増）。