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記事2004年12月13日 1963号 (1面)
OECDの学習到達度調査は、十二月十日、中央教育審議会初等中等教育分科会に事務局(文部科学省)から報告された。この中で同省は、学力が低下しているとの認識を示し、「世界で最上位とはいえない」とした。中教審委員からは、「二極化している」「学習の動機付けができていない」「修得主義と履修主義を真剣に考えないとだめだ」といった意見が聞かれた。同省は今後、基礎・基本の徹底、確かな学力の育成で世界トップレベルの学力を目指す方針で、各学校・教育委員会で発展的・補充的な指導の充実、実生活と関連付けた指導の推進等を、同省の施策では、指導資料の作成、読解力向上プログラムの策定、全国的学力調査の実施、学習指導要領の見直しを進める。 |
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