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記事2004年11月23日 1960号 (7面)
マスゲーム、大玉運びなど 愛国中高校が記念祭
学校法人愛国学園(三浦亮一理事長)、愛国中学校・愛国高等学校(小玉幸永校長、東京都江戸川区)は十一月三日、同校で第六十六回創立記念祭を行った。この記念祭は一つ一つの競技が工夫され住民から親しまれており、地域の名物となっている。 「親切・正直」の校訓が現在も脈々と受け継がれており、創立以来、約六万五千人がこの学園から巣立っていった。卒業した社会人や大学生も多く見物に来ており、教職員と懐かしんでいる光景も見られた。 当日は天候にも恵まれ、短距離走、ダンス、クラブ発表、大綱引き、級対抗リレー、民謡めぐり、障害物競走、マスゲーム、大玉運びなど午前、午後合わせて三十五のプログラムが実施された。全校生徒によって行われた大綱引きは、地域住民も一緒になって応援をし、盛り上がった競技だった。記念祭に携わるすべての生徒が役割を担っており、競技が整然と行われていた。
昭和女子大学附属 スポーツと健康 幼から中高まで昭和祭で発表
東京・世田谷区の昭和女子大学附属昭和幼稚園(渋谷弘子園長)、同昭和小学校(江口雄輔校長)、同昭和中学高等学校(渡辺満利子校長)の「昭和祭」が十一月十三、十四の二日間、同学園で開かれた。 中高部は「スポーツと健康」という統一テーマで、クラスごとに発表展示を行った。初等部は年度の初めから実施した学年別の研究活動の中間発表として「昭和っ子の研究」を発表していた。また、幼稚部では「ようこそおはなしランドへ」のテーマで、園児たちの世界を表現していた。 このうち「スポーツと健康」のテーマは、日本が世界有数の長寿国となるにはスポーツを通して健康な体力づくりを目指してきたことも影響していると考えられる、という理由だ。展示では「体力測定」「筋肉・ストレッチ」「バランス感覚」「体操」「箱根駅伝」「バレーボール」「オリンピック」「睡眠」「ダイエット」「スポーツドリンク」などについて展示があった。どの作品も模造紙に丁寧に清書していた。
服部学園 食育テーマに学園祭 研究発表、調理講習
学校法人服部学園、服部栄養専門学校(服部幸應理事長・校長、東京都渋谷区)の学生自治会主催による第四十七回学園祭が十一月十三、十四の両日開かれた。 テーマは食育=u地球健康時代への警鐘13」FOOD EDUCATION=\ON ENTERING THE AGE OF GLOBALIZED HEALTH CONCERNS:ADVISORY13―。 自然の色彩・人間のうるおい豊饒(ほうじよう)なる調和をHATTORI情報発信基地よりヌーベル・ルネッサンスと題して、研究発表、調理講習会などが行われ、充実した内容だった。 調理講習会では、フランス料理文化センター主任教授のアントワーヌ・シェフェール氏、ラ・ロシェル料理長の坂井宏行氏、帝国ホテルパティシエシェフの望月完二郎氏、料理研究家の藤野真紀子氏、赤坂四川飯店オーナーシェフの陳建一氏、クイーン・アリス総料理長の石鍋裕氏、つきぢ田村三代目の田村隆氏、オテル・ドゥ・ミクニの三國清三氏、ビゴの店オーナーシェフのフィリップ・ビゴ氏、服部流割烹(かつぽう)家元最高師範のもたい健治氏らが出演し、最高の調理法をそれぞれ披露した。 また、トークショーでは、「食育のすすめ」と題して服部氏が講演、二十一世紀の食のあり方などについて、分かりやすく話した。
啓倫学園 製菓と園芸セラピー 秋園祭で展示発表
学校法人啓倫学園、国際製菓専門学校小平校と国際園芸セラピー専門学校(田中啓介理事長・校長、東京都小平市)合同の秋園祭が十一月十三、十四の両日、行われた。国際製菓専門学校小平校として初めての学園祭であり、一から学園祭の歴史をつくるという意気込みが感じられるものとなった。一方、国際園芸セラピー専門学校は今年九月に同校舎に移転し四回目を迎えた。 製菓校展示部門は実習作品(洋菓子、パン、和菓子)や教科(フラワー、美術作品など)が展示された。茶道部門では茶道部を中心として、手作りの菓子を添えてお手前をし、販売部門ではできたてのパンや菓子を販売していた。 また、園芸校は切り花装飾、コンテナガーデン、クラフト工芸などが展示されていた。 製菓校では菓子・製パン科はパティシエ・パン職人を目指し、知識と技術を学ぶための科で、園芸校では植物学、園芸実習、心理・社会福祉・作業療法などを学んでいる。
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