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記事2004年10月23日 1954号 (8面) 
座談会「高等学校と大学の連携を探る」 (下)
教育費の公私格差是正が学生支援の国家的課題
コミュニケーションセミナーを実施
学生の実態調査大学への要望把握
【出席者】(敬称略・順不同)
九里 廣志  九里学園高等学校校長
北島 瑞男  水城高等学校校長
平林 尚武  松商学園高等学校校長
桜井 龍太  樹徳中学高等学校進路指導部長
栗岡 教治  静岡学園中学高等学校進路課課長
小山田 正宏 日本大学東北高等学校校長
小林 清次郎 駒澤大学入学センター入試課課長      
柳澤 敏勝  明治大学学生部長商学部教授    
山中 茂己  日本大学総合学生部学生生活課課長   
曽田 成則  東海大学教学部  学生生活支援室室長
北澤 俊和  学生サポートセンター理事長(株)学生情報センター社長   
角田 浩子  (株)リクルート『キャリアガイダンス』編集長
青木 伸子  東京私学父母の会会長
【司会】
日塔 喜一  機会均等等研究所代表

 日塔 これまでは主に学習面について議論してきましたが、次に就業の問題や学生生活の問題に触れたいと思います。
 山中 日本大学の対応をいくつかお話しします。ヘルスケアとしてコミュニケーションセミナーを毎年実施しています。今年度は八月一日から二泊三日で軽井沢の研修所に学生を送り込み、十人ぐらいの小グループに学生を分け、そこにカウンセラーの先生に付いていただき、学生の話す力を引き出し、自分を見つめ直すチャンスをつくるセミナーです。
 最初は友達づくりが下手な学生が対象でしたが、就職の面接にも有効だということで就職活動を控えた学生も参加しています。
 また、三年に一度、学生の実態調査を行い、学生の大学に対する要望を把握するようにしています。大学の規模が大きいため、その要望も学部ごとに特徴が出ており、各学部で学生から指摘された問題を解決してもらい、大学全体で解決すべき部分はそうした指導や改善を行っています。経年比較を見ると学生の家庭の経済水準は年々重くなっています。非常に心配しています。なお、経年比較編はホームページで公開しています。

学生生活支援室
最初に立ち上げる


 曽田 二〇〇一年十月全国の大学にさきがけて学生生活支援室をスタートさせました。最初に立ち上げた大学として活動内容を紹介させていただきます。東海大学には三万人の学生がいますが、学生生活支援室がある湘南校舎には二万三千人が在籍しています。一年目には約八千人の学生が何らかの形で利用してくれました。翌年は一万一千人で今年は八月末現在では六千二百人の学生が来室しています。
 スタッフの姿勢は学生たちの目線であらゆる相談、案内を受け入れるネットワーク支援体制をとっております。いわゆるよろず相談所≠考えていただければよいと思います。一例を挙げますと、法律がらみのややこしい問題に巻き込まれる学生もおりますので、弁護士資格のある法学部の先生にお願いして月二回の法律相談日を設け、架空請求事件などの問題にもいち早く対応できるようにしています。
 また学生生活の現状を知ってもらうため、学生の保護者をサポートする校友課と連携し、一年間の相談記録をまとめた小冊子「相談対応事例集」を作成し、保護者の皆さんに配布したところです。学生は日々いろいろな悩みを抱えて相談にきますが、共に悩み共に考えるという姿勢で対応しています。
 九里 私の高校からは各大学に少人数ずつしか進学しておりませんので、入学後、どんな環境になじめる状態にあるのかが親も子供たちも気掛かりなようです。最近は大学もきめ細やかな配慮で、学生が大学になじめるようにしてくださっているようですが、それでもやはりなかなか友達がつくれず、そのことがずっと尾を引いている子供もいます。そうした子供たちにどうやって元気を与え、大学に戻してやるかが卒業後の指導の一つになっています。
 平林 あちこちの大学へ進学した子供たちがよく母校を訪ねてきてくれますので話を聞きますと、大学卒業後の就職が厳しいという状況があるため、大学の先生が進路について親切に相談に乗ってくださることを希望しているようです。かつては大学教授が就職の世話などするものではない、アカデミズムの中に身を投じるという雰囲気でしたが、今は時代が違ってきています。高等教育が普及し、悪い意味ではなく大衆化してきており、学生のニーズも多様です。きめ細かに進路はじめさまざまな相談に乗ってくださる先生が期待されていると思います。

出口見据えた教育の哲学
大学を人生の土台に


 小林 高校生に話をする場合、高校までは哺乳(ほにゅう)瓶で栄養を与えてもらっている状態ですが、大学は無限にある食材を自分で探し、調理して世の中に評価される料理がつくれるか、その方法を見つける場だと話しています。また、大学での四年間の過ごし方があなたたちの人生の土台になるのですよと。大学というのはその方法を探す場です。
 ところが、大学にはそういう認識が十分とはいえないところがあって、教育よりも研究重視の傾向が強くなりがちです。しかし、これから大学の質が選ばれる全入時代になれば、入り口の議論ばかりではなく、どういう学生を世の中に送り出すかという、出口まで見据えた教育の哲学という視点がなければどんどん淘汰(とうた)されていってしまうと思います。
 高大連携の必要性が叫ばれていますが、現時点では事務的な協議になっていて実際に連携を発展させる有効な取り組みがなされてはいないのではないでしょうか。やはり連携するための出発点は高校教員と大学教員が一堂に会して協議する場であると思います。それがなければこれからも進展は考えられないような気がします。
 小山田 本校では二年生から文系理系に分かれるために、一年生から職業意識を身につけさせたいと生徒自らに職業を調べさせ、意識的にしっかり進路を選択できるようにさせていますが、あまりにも多くの職業があり、複雑化、多様化しており、難しいようです。コミュニケーション能力の欠如は高校でも大きな問題です。今は少子化の影響で、指示待ち、親離れ子離れができておらず自立心が養われていません。また自己肯定感がなく、正常な人間関係が結べない子もいます。
 十年ほど前から専任のカウンセラーを置き、あらゆる相談に対応しています。大学でも常時カウンセリングに対応できる体制が望まれます。生徒たちの進路については多様化しており、日本大学への進学とは限りません。成績のいい子たちがどの大学へ行けばどんな勉強ができるか、どんな資格・技術が身につくか、その大学はわれわれにどんなものを与えてくれるかをまず考えて選ぶようになっています。特に女子にその傾向が強いようです。今、私立高校は進学だけでは生きていけません。建学の精神を体し、いかに人間教育をしていくかが大切だといわれています。

就職支援活動に強い関心
大学選びのポイント生活環境のセキュリティー


 桜井 東海大学の学生生活支援室に昨年だけで一万一千名の学生が相談に訪れたとのことですが、きめ細かくやっておられると思う反面、少子化で過保護に育ち、自立できない学生が増えているという印象を持ちました。昔に比べ「至れり尽くせり」の環境になりましたが、それらの力により自分の方向を一つだけに絞りすぎ、そのレールから外れたとき一人で軌道修正できず、「自分探しの旅」をしているうちに漂流してしまっている学生が増えているのではないでしょうか。就職後三年以内の離職率が三〇%、フリーター指向がこれを物語っています。自分の好きな仕事に就いている人など少数派で、多少希望とは違っていてもやっているうちにその仕事に対する新たな適性や生きがい、誇りを持ってくる人も多いはずです。ちょっと広めのスタンスが自分の可能性を広げることになります。
 また、卒業後働くことは社会的責任で、経済的・精神的自立(親離れ)をだれでもしなければなりません。働くことに理屈はいりません。マナーやモラルを含め、「社会に出たら働く」ことを高大だけでなく家庭および義務教育レベルからしっかり教育していくことが必要で、国全体の問題としてこれらのことを発信したらいかがでしょうか。
 栗岡 入試の多様化が進んでいますが、この点、各大学へ問題提起させていただきたい。ここ二、三年特に強い関心を持っていますのは、各大学が就職支援活動をどのように行っているかということです。大学を選ぶ際の一つのポイントとして生徒に伝える大切なことは、オープンキャンパスに行き現状を見てくると同時に卒業後の進路、就職先はどうであるかを必ず明確に記録してくるということです。また、生活環境のセキュリティーがどうなっているか、進学した際に役立つよう業者が用意してくれたセキュリティーガイドなどを配布し、一人暮らしをする際の注意についての指導も行っています。
 北澤 株式会社学生情報センターは、愛情を持った「現代版学生下宿」という発想から創業した会社です。一人暮らしを初めて経験する学生に対し、「保護者に代わって学生の面倒を見る」この姿勢を今も貫いています。
 また、財団法人学生サポートセンターでは『安全・安心な一人暮らしマニュアル』という冊子を作成し、無償で学生や保護者に配布しています。高校や大学などからもたくさんお問い合わせいただいています。

働きたくない若者生まない
学生サービスのポイントに


 日塔 今いろいろな問題が先生方から出されました。大学はきめ細かな相談に対応すべきだという問題提起に関連して、角田さん、高校進路指導を取材している立場から大学の学生サービスについてはどうですか。
 角田 私は高校の校長先生と進路指導の先生向けキャリア教育の専門誌の編集長をしています。小誌が昨年行った高校生の進路意識調査で見えてきたのは、彼らの「社会へ出ることの恐れ」と「自分への自信のなさ」でした。
 これらを払拭(ふっしょく)して今の高校生がやる気を持って進学や就職に向かっていくために、高校の先生方はどのように指導していくべきか、また高校だけではなく、大学や産業界をはじめ地域など社会すべてが高校生を応援していかなければならないのではないか、という問題意識のもとに、先進的な取り組みを取材しています。
 今、取材を進めているのがフリーター、ニートなどの就職したくない、働きたくない若者たちで、こうした若者が増えてきている現実を目の前にして、これを予防する対策を立てなければならないと思っています。取材のなかで浮かび上がってきたのは、若者に仕事や将来への意欲をもたせるために不可欠なのは、大人のほうから働きかけてのきめ細かいコミュニケーションということでした。
 また、社会へ出ていく前提として、ほかの人間と関係を築いていくトレーニングをしておくことが切実に求められていることもわかりました。これらのことを若者に行っていくことは、高校段階での進路指導においてももちろんですが、大学卒業後の就職状況が厳しい現在、大学における学生サービスのポイントでもあると考えます。
 国公立大学合格何人という目標のお話がありましたが、国公立大学も含め、志望大学を考えさせる際に、そのようなサービスがなされているかという視点が必要と思います。また、それは高大連携という形でもできるのではないかと思っています。
 高校に出掛けての模擬授業が進められていますが、大学卒業後の職業生活を考えさせる、就職活動に苦しんだ先輩大学生の話を伝える、といったこともできますね。高校生が納得した進学をするために、高校も大学も社会に出て行く人たちを育てているという共通のテーマの下に協力して取り組むことはないかと考えていっていただきたいと思います。

半数の学生が就職活動に不安
雇用システムの多様化に対応


 日塔 北澤さん、昨年、財団法人学生サポートセンターでは就職に関する学生の意識調査を行ったように聞いています。その結果や角田さんの発言を受けていかが思われますか。
 北澤 昨年の調査では、五〇%以上の学生が就職活動に不安を抱えていると答えています。不安に思う理由としては、「希望の仕事に就けるか」、「自分の就きたい仕事がわからない」などの答えが返ってきました。
 角田さんがおっしゃるように、フリーター、ニート対策も含め、学生の就職支援は社会的な構造変化、雇用システムの多様化に対応して、早期に、しかも柔軟に取り組む必要があると思います。
 日塔 今後、大学でのサービス展開はどうなりましょう。
 柳澤 従来、学生生活支援といった場合、学生の福利厚生に焦点を当てたサービスが主に提供されてきました。今の少子化の一方で大学が増えている中で個別の大学だけで対応するにはコストが掛かりすぎるという状況になってきていて、大学の中にはどんどん外注化するところが出始めています。
 まさに学生情報センターの事業が成り立つのもそこだと思います。決してすき間産業だとは思っていません。むしろこれから少子化が進んでいく中で特に私立大学が学校経営のコストを切り下げていくためには地域的に共有できるところは共有していかなければならないでしょう。
 学生情報センターがさまざまな学生サービスを提供してくださっていますが、今後たいへん重要なものになってくるでしょう。他方では大学になじめない、適応できない、メンタルな問題を抱えている学生が今急速に増えています。学生相談はどの大学でも重要なウエイトを占めています。メンタルケアをどのようにしていくかが今後の大学にとっての課題になってくるだろうと思います。
 学生の二―三%が引きこもりになっているとも言われています。こういうところにまで手を伸ばしていかなければならない時代になっているのでしょう。そういう子供を生み出してしまう日本の社会全体のありようをどこかで考えていかなければならないでしょう。各大学とも深刻な問題として受け止め、それに対する体制作りを進めています。またこうした事態に対応できない大学は生き残ることができない状況です。
 いま申し上げたことについて明治大学は遅れている状況です。今後各大学にキャッチアップするために今、スチューデントセンター構想を計画しています。学業、学生生活相互にかかわってワンストップサービスができる体制、学生がどこの窓口に来ても対応できる体制を作っていこうとしています。
 北澤 学生の就職活動について企業人の立場から大学の方にお願いしたいのは、もっと求人企業の業務内容を知っていただき、本気で就職活動している学生の支援をしてほしいということです。大学は就職に関心の薄い学生を何とか就職させて就職率を上げようとしているようにも思えます。
 財団法人学生サポートセンターの事業のひとつに、充実した学生生活を実現するための講習会開催があります。昨年は、就職活動に必要なモラル・マナーセミナーを各地で開催しました。実技も含む講習は、就職活動を控えた学生に好評でした。この活動は、継続的に行っていきたいと考えています。
 株式会社学生情報センターとしても、教育環境創造企業を目指して、さまざまなサービスを提供していきたいと考えています。
 日塔 本気の就職支援が大切ですね。大学によっては先生方がそこまで調査研究して成果を挙げています。

学生の自分探しのサポーターに
それぞれの教育現場での育成が課題


 曽田 ここ二、三年の学生を見ていてうれしく思うことがあります。最近の厳しい社会情勢の中で学生たちはいま親がどういう立場に置かれているか十分知っていますので、入学してまず、奨学金やアルバイトの有無について尋ねてきます。学生たちはリストラや会社の倒産といった社会の動きを肌で感じており、親にできるだけ負担を掛けまいと考えて大学に来ています。
 そのことを保護者の皆さんは十分認識したうえでさりげなくサポートされたらいかがでしょうか。学生は何か自分で解決したいけれど、なかなかそれが解決できないという寂しさを抱えながら相談に来ているのです。
 学生が今、生活力がない、我慢強さに欠けている、自立心に乏しいといったことは中学高校の先生も十分お分かりですし、私たちも改めて認識するということはないのですが、彼らを見て最も戸惑っておられるのは卒業した後、彼らが入社する会社の皆さんです。大学が学生の実態をもっと社会に発信してもいいのではないかと思っています。私たちは学生の自分探しのサポーターであることに徹して仕事をしていますし、大学と学生の心をつなぐ試みが学生生活支援室であると理解しています。
 またこうしたことから自宅外の下宿生の保護者に対して、私たちの方から出向いて大学の近況報告と学生の生活実態を知ってもらうということを行っており、今年は七県十カ所に行ってまいりました。
 このことで双方に厚い信頼関係、強い絆(きずな)が生まれています。
 大学は学生のために真剣に活動していますし、このことが高校の先生方からは熱いまなざしを送っていただいていることも十分理解しています。今後両者が一体となっていろいろな取り組みができることを願ってやみません。
 九里 私たちがそれぞれの教育現場でどう子供たちを育ててやれるか、その責任が問われています。家庭がやっていなければ、家庭の分まで私たちが親たちをまきこんで指導してやらなければならないという教育観がどの分野でも必要だと思います。
 子供たちの現状をどう受け止め、どう伸ばすための努力を私たちがするか。ある意味ではAO入試をはじめとするいろいろなタイプの入試もその子供たちの持ち味をキャッチする一つの方法だろうと思っています。
 最近とてもうれしいのは、推薦やAO入試で進学した子供たちが一生懸命頑張っていることです。関東地区の大学に進学した子供たちの激励会を開きました。その時あるAO入試で入学した男の子が、今大学でこういう勉強していると私に熱を込めて話してくれました。本当にこの勉強がやりたかったということがその子の言葉の端々から感じられました。基礎学力をしっかり付けさせることは私たちが最低限やらなければいけないことですが、その子はどういう方向に向かえばどういう形で力を発揮できるかということも見極めて、支援していくことも私たち高校の役割です。
 大人に育てるために必要なこと、単なる知識だけでなく、生きる力も含めてバックアップできるかどうかが、私たち学校も含めた社会全体に問われています。多様で確かに大変ですが、その大変さを物ともせず頑張るエネルギーが私たち教師に必要ではないでしょうか。

知識社会に向け生きる学生
社会全体で支える必要


 日塔 青木さん、しめくくりとして辛口のご意見をいただければ。
 青木 学校、先生方の取り組みに感謝申し上げると同時に、先生方のお話を伺いまして、改めて家庭での子育てについて考えさせられます。子供が親元から離れる時には、自立して生活ができるように育てておくことが大切だと思います。
 成人するまでには体づくり、いつどこでどのような事態に遭っても対応できるような心づくりは最低限、保護者、家庭がやっておくことと思います。電車等の中で立っていられない子供たちを見ていますと、家庭での健康管理、家庭の在り方が問題だと思います。
 九月十二日付の朝日新聞に「大学生に勤勉志向? 『厳しく指導を』6年間で10ポイント増」と題する記事が出ていました。東北大学で開かれた日本教育社会学会で発表されたもので「出席を厳しく取るべきだ」「大学は学問の場」「大学の先生は指導した方がよい」と答えた学生が増えているとのことです。子供たち自身、大学は入学さえできればいいという考えではなくなってきているようで、よい傾向だと思います。
 日塔 これからの子供たちは知識社会に向けて生きていくわけですから容易なことではないでしょう。しかし学生は社会の役に立ちたいという気持ちで大学に多様な知識を求めにくるのだと思います。そういう若者たちの真(しん)摯(し)な要請に対して社会全体で支えていくことが必要だと思います。今、学生の経済生活は大変に苦しいようです。そこで気がかりなのは国の国立大学へのお金のかけかたと私立大学へのそれに隔たりがありすぎることです。この現状を是正していくことは学生支援を考える上で極めて重要な国家的課題といえます。

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