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記事2003年7月23日 1899号 (7面) 
埼玉中高協通常総会 中高校入試で再確認
高校推薦1月22日、一般入試2月1日以降に

松崎会長

  埼玉県私立中学高等学校協会(松崎洋右会長=大宮開成高校長)は五月二十七日、埼玉県さいたま市の出雲会館で平成十五年度第一回通常総会を開催し、十四年度事業報告、同一般会計収支計算等および同特別会計収支計算等の承認を行った。
なお、当日は永年勤続者表彰式も行われた。
 松崎会長はあいさつの中で、私学を取り巻く環境の厳しさに対し危機意識を持ってほしいと強調し、「特定財源としての国庫補助金を一般財源化して各地方の自主的運営に任せるという方向が問題になっている。この結果として各都道府県の私学助成にバラツキが出ることが考えられる。五十年前の私学助成の状況に戻り、私学経営に大きな影響を及ぼすことになる。そして、学費の値上げをする学校が出てくるため、公私立間の学費格差が開き、生徒募集に悪影響を及ぼすことが考えられる。慎重かつ弾力的に取り組んでいく必要があるのではないか」と述べた。
 また、同県の私立高校の入学者選抜等の日程については、推薦入試が毎年一月二十二日以降とし、一般入試が毎年二月一日以降と決まっている。また、中学校に対する入学者選抜説明会は毎年十月一日以降とする。一方、同県私立中学校の入学者選抜試験の開始日は毎年一月十日以降としている。
 十五年度「埼玉の私学フェア」(埼玉県私立中学・高等学校展)は、(1)第十七回そごう大宮店(十月一日―同六日)(2)第十三回まるひろ川越店(十月十六日―同二十日)(3)第九回さいたま市・須原屋書店本店(十月三十日―十一月三日)の三カ所で開催される。
 第八回目を迎えた私学教育研究大会は八月二十九日、出雲会館で行われる。
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