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記事2003年4月23日 1887号 (9面)
無原罪聖母学園・会津若松ザベリオ学園小学校(高橋興子理事長、ジャニン・ブランシャール校長、福島県会津若松市)は三月二十九日、同小学校で新校舎落成式典を行った(写真)。同小学校は昨年一月三十日、火災に遭い、その後小学校再建に向けて学校教職員、地域住民、県・市が一丸となって取り組み、そして悲しみを乗り越えた。 高橋理事長はあいさつの中で「再建という大きな動きの中で、誠実な行動で励ましていただき、希望を持たせていただいた。ザベリオでは変わらないメッセージを持っている。それは神から愛されている大切な人であるというメッセージです」と、校舎再建に携わった人々に感謝の気持ちを伝えた。ジャニン・ブランシャール校長から工事経過報告が行われ、多くの人々の心に、希望という響きが、鐘の音とともに響き渡ってほしいという思いから名づけられた「希望の鐘」(Peace forever)が設置されたと報告。 式の終了後、「校舎新築までの道程(みちのり)」と題し、幼稚園児、小学校の全児童、中学高校生徒代表による作文が発表された。火災に遭った日から「驚きと不安の日々」で始まり、多くの人たちの精神的・物質的な支えで立ち直り始めた毎日の様子を発表した。 |
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