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記事2003年12月13日 1919号 (7面)
昭和女大附属】 世界に目を向け 幼から中高まで 昭和祭で作品発表
東京・世田谷にある昭和女子大学附属昭和中学高校(渡辺満利子校長)、同小学校(江口雄輔校長)、同幼稚園(渋谷弘子園長)の学園祭「昭和祭」(写真)が十一月八、九の両日、行われた。中高部は「世界に目を向けよう」の統一テーマで日ごろのクラスごとの発表展示を、初等部は創立五十周年を記念し学年ごとの研究テーマに沿った「昭和っ子の研究」を披露していた。幼稚部では、「わぁ おいしそう!」のテーマで園児たちが楽しむ世界を立体的に展示していた。中高部では伝統行事、スポーツ、国際社会のルール、人口問題、医療、宇宙開発、観光、動物保護など身近な分野からグローバルな分野まで幅広く取りあげられていた。この研究から得られた知識を生かし、世界に通用する国際人になろうという思いが込められている。 二日目に行われたホームカミング・デーは卒業後十年単位でOGを招待し、旧交を温めようとするもので会場には六百人以上が集まり、思い出話に尽きなかった。
【目白学園中高校】 愛と平和テーマに桐陽祭 ファッションショー 、演劇、展示も
目白学園中学高等学校(松本逸也校長、東京都新宿区)の学園祭「桐陽祭」(写真)が九月二十七、二十八の両日、催された。平和を願う意味を込めて「Love and Peace」(愛と平和)がテーマ。 当日は吹奏楽部、合唱部、ダンス部、演劇部、チアリーディング部の日ごろの成果を発表、また同校名物のファッションショーも行われた。 文化部の展示、各クラス発表など活発に行われていたが、このうち、図書委員会では「情報」というテーマで調査の結果を発表していた。印刷の歴史、コンピュータ(パソコン)、ネット犯罪、携帯電話と電磁波、ロボット、ドラえもん&アトムなどについて、それぞれ問題意識を持ちながら調査していた。
【関東国際高校】 インターナショナルフェスティバル開催
関東国際高等学校(キャロル・ボーン校長、東京都渋谷区)は十一月二日、三日にかけて、学園祭「インターナショナルフェスティバル 2003」(写真)を開催した。同校では「世界につながる教育」、他国への理解、国際社会に貢献するための教養修得を教育目標に掲げているが、学園祭も例年国際色豊かなものになっている。 「世界教室」には約二十の国と地域からの展示などが行われていた。「世界教室」とは世界各国、地域から高校生が集まり相互交流を通じて文化の理解を深めようというもので、平成九年からスタートしている。具体的にはインターネットでの授業、年に一度開催されるフォーラム、海外短期留学・海外研修などの活動を行っている。
【国際学院高校】 私たちの地球、人類 五峯祭で体験発表
国際学院創立四十周年を迎えた、国際学院高等学校(大野博之校長、埼玉県伊奈町)の学園祭「五峯祭」(写真)が九月二十、二十一の両日、行われた。テーマは「私たちの地球 人類は今…」、サブテーマは「想像と創造〜新しい発見」。このサブテーマには、個々の想像力を持って創造する、考えを自らの力で具現化させ、新しい発見をしようという願いが込められている。この中、発表会では 「産業社会と人間」(一学年)の体験発表、「課題研究」(三学年)の中間報告が行われた。「産業社会と人間」では、「インターンシップで学んだこと」「農業体験記」などのテーマで五人が、授業で取り組んできた学習を発表、また「課題研究」では、「漢方薬について」「国民食のラーメンについて」「離乳食について」「エジプト文明の神秘」などについて発表が行われた。 |
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