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記事2002年9月3日 1857号 (7面) 
3位に渋谷幕張高チーム
高校生のスーパーコンピュータコンテスト
東京工業大学学術国際情報センター
 高校生がコンピュータのプログラミング技術を競う「第八回スーパーコンピュータコンテスト」(SuperCon2002)の本選が八月九日、東京・大岡山の東京工業大学で開かれ、十チームの中で一人だけで参加していた埼玉県立熊谷西高校(熊谷市)の「RedSter」(大久保孝一郎君)が優勝した。二位は筑波大学附属駒場高校(東京都世田谷区)の「derodero」で、私学は渋谷教育学園幕張高校(千葉市美浜区)の「LISM」(下沢拓、宮本大輔、和泉秀明君)の三位が最高だった。
 大会は東工大学術国際情報センターが主催し、日本SGI株式会社(東京都渋谷区)ほか数社が協賛。今年は三十六チームが参加し、私学では麻布高校(東京都港区)、開成高校(東京都荒川区)、早稲田高校(東京都新宿区)、加藤学園暁秀高校(静岡県沼津市)のチームも本選に勝ち進んだ。
 本選課題は「仮想的に分類したアミノ酸の疎水基(H)と親水基(P)を二次元的に並べ、HとHが隣り合うHH接触数が最も多くなるように、たんぱく質のHP配列を作ってHH接触数を求める」という難問だった。
 出場チームはスーパーコンピュータ「SGIオリジン2000」を駆使し、C言語を用いて八月六日から三日がかりでプログラムを作成した。東工大生も三組が参考出場したが、今年も上位の高校生チームにはかなわなかった。
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