文部科学省は七月二十四日から二十六日まで全国の国公私立大学から「２１世紀ＣＯＥプログラム」の申請を受け付け、同三十日、申請状況を発表した。申請大学数は百六十三校、申請件数は四百六十四件。 　「２１世紀ＣＯＥプログラム」は世界的教育研究拠点の形成を目指すもの。申請のあった大学を国公私立別に見ると、国立大七十六校、公立大二十一校、私立大六十六校。申請分野は「学際・複合・新領域」が百十三件、「生命科学」が百十二件と肩を並べ、以下、「化学・材料科学」八十二件、「人文科学」七十九件、「情報・電気・電子」七十八件となっている。 　今後、日本学術振興会を中心に運営される、専門家・有識者などからなる「２１世紀ＣＯＥプログラム委員会」で約二カ月間、選定の審査を行う。