こちらから紙面PDFをご覧いただけます。



全私学新聞

TOP >> バックナンバー一覧 >> 2002年8月13日号二ュース >> VIEW

記事2002年8月13日 1856号 (2面) 
全国私立短大体育大会
全国から約3100人の選手が参加
高円宮さまが激励


 日本私立短期大学協会(川並弘昭会長=聖徳大学短期大学部理事長・学長)は七月二十九日から四日間、全国の私立短大生が参加するスポーツの祭典「全国私立短期大学体育大会」を東京・世田谷の駒沢オリンピック公園運動場体育館ほかで開催した。今大会には全国の短大百三十三校から約三千百人の選手が参加、三日間にわたって六つの競技で熱戦を繰り広げた。  初日は同体育館に高円宮ご夫妻をお迎えし、開会式が行われた。嘉悦女子高校マーチングバンド部の演奏に合わせて、北から順に選手が続々と入場。嘉悦康人大会委員長(嘉悦大学短期大学部理事長)の開会宣言、前回大会バレーボールの部で優勝した嘉悦大学短期大学部の森本允恵さんによる優勝杯返還に引き続いて川並大会会長があいさつ。川並会長は「(サッカーの)ワールドカップは多くのことを教えてくれました。日本チームが示してくれた勇気と夢と感動をこの大会でも示そうではありませんか。『学生らしいプレイだった』とねぎらわれる試合を展開してください」と選手たちに呼び掛けた。大会名誉総裁である高円宮さまは「ワールドカップでの興奮に負けないくらい素晴らしい熱い戦いをこの大会で繰り広げてください。頑張ってください」と選手たちを激励された。来賓の池坊保子・文部科学大臣政務官は「はつらつと若さあふれる入場を拝見し、皆さま方の素晴らしい姿が、新しい日本の輝く未来を象徴している気がしてたいへん心強く思いました。日々の練習の成果を大会の中で思う存分発揮し、戦ってください」と祝辞を述べた。最後に東海大学短期大学部二年の斎藤拓也君が「学生らしくスポーツマンシップにのっとり、正々堂々プレーすることを誓います」と力強く選手宣誓を行い、式は幕を閉じた。開会式終了後は公開演技に移り、嘉悦女子高校マーチングバンド部によるマーチングバンド、目白大学短期大学部と目白学園高校によるチアリーディング、日本体育大学女子短期大学の創作ダンスとヒップホップダンスがそれぞれ披露され、開会式に花を添えた。二日目からは東京、神奈川の各会場で競技が行われた。連日三十度を超す真夏日の中、参加選手たちは、卓球、ソフトテニス、テニス、バドミントン、バレーボール、バスケットボールの六つの競技でそれ以上の熱戦を展開した。


記事の著作権はすべて一般社団法人全私学新聞に帰属します。
無断での記事の転載、転用を禁じます。
一般社団法人全私学新聞 〒102-0074 東京都千代田区九段南 2-4-9 第三早川屋ビル4階/TEL 03-3265-7551
Copyright(C) 一般社団法人全私学新聞