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記事2002年7月3日 号 (9面)
聖学院大学(飯坂良明学長、埼玉県上尾市)は六月四日、高校教員向けの入試説明会を行った。構内を公開して模擬講義を開講し、アドミッション・ポリシーを説明したほか、高校別の相談にも応じた。阿久戸光晴・副学長は基礎教育を重視したカリキュラム改革について語り、「モラルを学び、自由を正しく使う意思を持って真理を学ぶ」という理念を強調した。 大森達也・アドミッションセンター所長は「初めて“高校の先生向けオープンキャンパス”として実施したが、百人以上の先生にご参加いただき、手応えがあった」と話す。埼玉や東京の高校教員が多い中、福島、宮城など遠方からの参加者もみられ、関心の高さがうかがわれた。 入試説明では、同大学を第一志望とする受験者を重視し、複数の入試方法で受験する場合には二回目以降の受験料が無料になること、入学後に戸惑わないよう英語や論文の短期講座を開くなど面倒見がよいこと、学生の興味や関心を伸ばす指導もアピールしていた。 同大学ではオープンキャンパスのほか、講義の雰囲気を体験して大学生活への理解を深める趣旨から、高校での無料出張講義も行っている。 |
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