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記事2002年7月13日 号 (3面) 
経常費補助など要望を承認
県費助成、入試を協議した総会 神奈川県私中高協
“私学一丸で特色発揮”を強調
授業料軽減、奨学金制度充実も
 神奈川県私立中学高等学校協会(堀井基章理事長=堀井学園理事長)は五月二十日、神奈川県・横浜市の神奈川県私学会館で平成十四年度定時総会を開催した。総会では、十五年度県費助成についての要望案、および同私立中学高等学校入学選抜についての申し合わせ案を承認した。  堀井理事長はあいさつの中で、同県の経常費補助の生徒一人当たりの単価が全国で最下位であることに言及し、「神奈川は近代私学の発祥の地であるから、個々の学校が頑張り、特色を出すと同時に、一体となる必要がある」と強調した。  同県では十二年度に経常費補助について標準的運営費方式を導入したが、総会では公私間格差是正や公私立学校の共存共栄を図るために十五年度の県費助成予算につき、岡崎洋・神奈川県知事への七項目の要望を承認した。主な要望内容については、(1)経常費補助につき「県内の公立学校の経常費の実績値を私立学校の標準的運営費とし、その二分の一の額の補助を要望」するとともに、補助額の完全な執行(2)「私立中学校・高等学校授業料等負担軽減補助」「奨学金制度の充実」など。また、十五年度私立中学校生徒入学選抜は、志願者受付期日が十五年一月八日以降、入学者選抜期日が同二月一日以降と決まった。私立高校生徒入学選抜は、推薦入試の場合、志願者受付期日が同一月十八日以降、入学者選抜期日が同一月二十二日以降、一般入試の場合は、志願者受付期日が同一月二十五日以降、入学者選抜期日が同二月十日以降と決まった。
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