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記事2002年6月3日 号 (1面) 
教育費軽減など柱に事業計画
会長に平野氏、副会長ら選出
日私小連総会


 日本私立小学校連合会は五月十八日、東京・市ヶ谷の私学会館で総会・理事会を開き、教育費負担の軽減をはじめ教師のレベルアップなどを柱に平成十四年度事業計画を決めた。
 役員改選では長谷川良昭会長が退任し、新会長に平野吉三・啓明学園理事長を選任した。
 報告事項では、早稲田大学系属早稲田実業学校初等部(依田好照部長、国分寺市)が新たに加盟して傘下百六十三校となったことや、三月に河井和雄事務局長が退任し、後任として四月に上島武・元財団法人私学研修福祉会専務理事・事務局長が就任したことが報告された。
 役員改選では、副会長のうち武田博信・前トキワ松学園小学校長、村岡正則・前長崎南山小学校長が退任し、新たに大森隆實・目黒星美学園小学校長、小沢京子・福岡海星女子学院附属小学校長を副会長に選任。他の三氏は再選された。新理事は斉藤進・学習院初等科長、竹下昌之・成城学園初等学校長、福田景三郎・東京文化小学校長、金森美子・福岡雙葉小学校長の四氏。監事には瀧川一輝・湘南学園小学校長を再選したほか、原俊夫・清明学園初等学校長が退任し、新たに寺澤東彦・東洋英和女学院小学部長を選任した。
 平野新会長は、退任した長谷川、武田、河井の三氏に感謝状を贈るとともに「教育費負担の軽減に努め、私立小学校が国の教育の基本となって子供たちの個性を育てること、教師の質的なレベルアップのための研修を充実させてアカウンタビリティー(説明責任)に応えることの二つが重要課題だ」とあいさつした。
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