文部科学省は四月二十三日、東京・代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで、初の「子ども読書の日」（四月二十三日）を記念する「子どもの読書活動推進フォーラム」を開き、表彰や講演を行った。読書活動優秀実践校の文部科学大臣表彰では、全国百四十三校のうち私学は札幌聖心女子学院高校（田口保子校長、札幌市中央区）、横浜雙葉小学校（田中順子校長、横浜市中区）、北陸学院高校（山内ミハル校長、金沢市）、常葉学園橘中・高校（福島克信校長、静岡市）、同志社女子中学高校（白戸紀二六校長、京都市上京区）、明治学園小学校（鶴野篤子校長、北九州市戸畑区）の六校が表彰を受けた。文部科学省では、平成十三年十一月に議員立法で成立し即日公布・施行された「子どもの読書活動の推進に関する法律」に基づき、岸田文雄・副大臣を座長、池坊保子・大臣政務官を副座長とする推進会議を開き、関係団体からのヒアリングも行う。今年夏をめどに、政府の読書活動推進指針となる「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」を策定、公表する運び。なお新法では、四月二十三日を「子ども読書の日」と定めている。