こちらから紙面PDFをご覧いただけます。



全私学新聞

TOP >> バックナンバー一覧 >> 2002年6月23日号二ュース >> VIEW

記事2002年6月23日 号 (7面) 
神奈川県専各協が定時総会
効率よい高レベルの学校めざして
インターンシップ事業推進


 神奈川県専修学校各種学校協会(岩崎幸雄会長=情報専門学校理事長・校長)は五月二十九日、神奈川県横浜市の崎陽軒で第六十一回定時総会を開催した。総会では平成十三年度事業報告と同財務報告などを承認した。同協会は十三年五月には協会設立四十周年記念式典を盛大に行い、専修学校、各種学校の一層の発展に努め、会員校相互のきずなを強めた。
 岩崎会長は「協会として、技術面、人材育成面でより意欲的に実力をつけ、生まれ変わる必要がある。各委員会は活発な活動をしているが、どのように会員校の人材を育てていくか大きな課題だ。効率のよいレベルの高い学校を目指す必要がある」と会員校に訴えた。
 来賓の神奈川県県民部私学宗教課の遠藤建作課長は情報開示などについて説明を行った上で、「私学振興のために積極的に取り組んでいく」とあいさつした。
 十三年度の事業では、産学交流委員会により新しくインターンシップ事業を立ち上げ、産業界、行政機関などと交流を深め、社会が必要とする人材育成の拡大に努めた。その結果、インターンシップの申し込みが六社、そのうち実施できたのが二社だった。
 十四年度は前期を同事業の広報・事業実施の重点期間、後期を事業検証の期間と位置付け、年間を通してインターンシップ実施目標件数を三十件に置く。その際、外部からのインターンシップの申し込みに対し、それに対応する会員校を紹介し、事業が円滑に実施できるように務める。
 また、マルチメディア委員会ではホームページ「専各サロン」を通じて学校情報、同協会などの情報を積極的に紹介しているが、十四年度は地域社会の情報化推進の一翼を担うため、中学、高校、専修各種学校の教師、生徒、学生に対し有益なホームページ情報(リンク集)の構築を目指す。


記事の著作権はすべて一般社団法人全私学新聞に帰属します。
無断での記事の転載、転用を禁じます。
一般社団法人全私学新聞 〒102-0074 東京都千代田区九段南 2-4-9 第三早川屋ビル4階/TEL 03-3265-7551
Copyright(C) 一般社団法人全私学新聞