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記事2002年6月13日 号 (7面)
| 東京都専修学校各種学校協会(中込三郎会長=東洋美術学校理事長・校長)は五月十七日、東京・新宿のホテル・サンルートで第四十一回通常総会を開催、平成十三年度事業報告、収支決算報告などを承認した。 中込会長は東京の専門学校は、社会人教育や海外からの留学生教育などに力を注ぐべきだと語った上で、「それぞれの学校が素晴らしい教育を行い、専門学校のよさを訴えていくことが必要だ」と強調した。 来賓の東京都生活文化局私学部の小澤達郎・私学行政課長は東京の専門学校が行っている、社会のニーズに応える実践的職業教育に対し、熱意ある取り組みに敬意を表した。続いて、東京都私立学校教育振興会の北村隆史・専務理事は「専門学校のキャリア教育に期待している」とあいさつ。 十三年度事業総務部(森民雄部長)のうち、今年一月二十九日に開かれた、今後の専修学校の在り方を検討する専修学校構想懇談会については、専修学校の設置基準などに関して引き続き協議・検討し、十五年三月をめどに最終答申を目指す。また、調査統計部(秋葉英一部長)では「外国人留学生・就学生に関する調査」を初めて実施、その受け入れ状況などについて説明が行われた。この調査は十三年八月に三百七十八校を対象(二百五十三校回答)にしたもので、留学生を受け入れている学校で最も多い分野が、工業(三十校)、次いで商業実務(二十四校)、調理・栄養・製菓(二十三校)と続いていることが分かった。 |
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