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記事2002年5月23日 号 (2面) 
短大の責務の重大性強調
平方会長、大野副会長を再選
関短協が春季総会開く


関東私立短期大学協会(平方昇一会長=明和学園短期大学理事長・学長)は四月十五日、東京・市ヶ谷の私学会館で春季定期総会を開き、平成十四年度事業計画を決めた。六十四校から約九十人が出席した。任期満了に伴う役員改選では、平方会長と大野誠副会長(国際学院埼玉短期大学理事長・学長)が再選された。

 冒頭、平方会長はあいさつの中で、「短期大学にとって大きな試練の時を迎えている。若い人たちの学ぶ意欲も低下している。これからの時代、高等教育の中で、若い人たちを育成する短期大学の責務は重大だ」と抱負を述べた。同協会は関東地区(茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川、新潟、山梨)にある加盟私立短期大学八十三校の向上発展と会員相互の親ぼくを掲げている。
 今年度の事業は、前年度に引き続き、春秋総会のほか講演会と研修会が行われる。
 講演会は、会員短期大学の管理運営に寄与するための教育、行財政、経営、広報などに関するもの。今回の総会では、杉田均・日本私立短期大学協会事務局長が「短期大学をめぐる諸問題」と題し、中教審の審議内容を中心に話した。また秋の総会は十月七日に神奈川県相模原市の和泉短期大学で開く予定。
 事務局長らが集まり、事務運営上の諸問題について話し合う「事務局長等研修会」は七月十八、十九の両日、千葉県佐倉市の千葉敬愛短期大学を会場に開く。当面する課題について情報交換を通じ、相互の理解を深める。


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