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記事2002年5月23日 号 (7面) 
都内の専門学校が入学式
女子、4大卒が増加
中央工学校が入学式

 中央工学校(大森厚理事長、須郷進校長、東京都北区)は四月十一日、東京・王子の北とぴあで平成十四年度入学式(写真)を行った。第一部では建築室内設計科、建築設備工学科などに、第二部では土木建設科、測量科などに、約六百人ずつが出席した。
 大森理事長は式辞の中で「人生は入学式と卒業式の繰り返しです。これからの社会では、自分で考え行動できる、強い人間になること、常に柔軟な発想を持つことが大事になってきます。社会が求める人材は常にチャレンジ精神を持っている人で、その意味で人間性を高めて、必ず卒業してください」と新入生を激励した。
 須郷校長は訓示の中で、「社会人への第一歩であることを自覚し実力を蓄え、自ら学ぶ力を身につけること」を心構えとして挙げた。
 十四年度ではインテリア工学科(三年制)、建築室内設計科(二年制)への入学者が増加したこと、および女子の入学者が増加し、新入生全体の二割に迫った。また、四年制大学を卒業した新入生が百十人だった。


専門分野で資格を
国際製菓専門学校合同入学式

 学校法人啓倫学園(田中啓介理事長、本部・東京都小平市)は国際製菓専門学校、西東京調理師専門学校、国際ビジネス専門学校、国際園芸セラピー専門学校の四校合同入学式(写真)を四月六日、小平市にある国際製菓専門学校で行った。希望に胸を膨らませた、十四年度新入生は四校合わせて三百五十五人だった。
 田中理事長は「これからは厳しい教育が待っています。大事なことは基本を重視し、専門学校で物づくりを学び、専門の分野でぜひ資格を取ってほしい。この学校の卒業生はつかえると、社会から評価れるように卒業まで頑張ってほしい」とあいさつした。
 新入生からは「一日も無駄にしないように取り組みたい、不安だが気を引き締めて学びたい」といった決意の言葉が聞かれた。
 同学園では製菓業界をはじめ、調理、ビジネス、園芸の業界でも第一線で活躍できる人材の育成に力を注いでいる。

中央工学校入学式


国際製菓専門学校合同入学式

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