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記事2002年4月23日 号 (9面) 
昭和女大「80年館」が竣工完成祝う
調和とれた明るい施設
 昭和女子大学(人見楷子理事長、東京都世田谷区)は四月四日、大学院、図書館、情報センターなどを併せ持った複合施設「80年館」の竣工式を同館一階ロビーなどで行った。式典には人見理事長以下大学関係者ら約六十人が列席し、同館の完成を祝うとともに、今後の同大学の発展を祈念した。
 神事、内覧に続く直会で、人見理事長は「学園改革にふさわしい大変立派な施設が出来上がった。キャンパスに調和して溶け込んでいる。一人でも多くの大学関係者に利用してもらえることを願う」とあいさつ。また「前理事長も完成を心待ちにしていた。皆さんのご協力あってのもの」と関係者をねぎらった。
 同館は、創立八十周年記念事業として、一九九七年に同大学の情報関連の拠点を目指し着工、約五年掛けて完成した。世田谷キャンパスのほぼ中央に位置し、地上六階地下二階建て。延べ床面積約一万三千二百八十平方メートル。地下一、二階は閉架式書庫、一階は昭和学園記念室、二階が図書館事務室、三、四階が開架式書庫と学生用閲覧室、五階が一般教室と大学院研究室。六階が大画面スクリーンの映像設備を持つ「オーロラホール」(座席数百九十九席)。図書館の蔵書能力は約九十万冊。玄関わきの壁面にはラテン語で「着実にして勤勉」「光あれ」を意味するラテン語の文字が据え付けられている。
 なお、一階の昭和学園記念室では、創立から学園の歴史を振り返る写真パネルの常設展示を始めている。
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