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記事2002年2月13日 号 (2面) 
伝統と改革テーマに
広島で私学経営研修会5月29日から3日間
研修福祉会
 財団法人私学研修福祉会(理事長=大沼淳・文化学園理事長)は五月二十九日から三日間、広島市のリーガロイヤルホテル広島を主会場に「平成十四年度私学経営研修会」を開催する。研修会には全国から私立中学高校の理事長や校長ら管理職百五十人が参加する。
 研究のねらいは、「伝統と改革II学びの場の創造を求めて」。
 この研修会は、広島県、広島市、広島県私立中学高等学校協会、日本私立中学高等学校連合会が後援、財団法人日本私学教育研究所が協力するもの。
 初日は開会式に続いて、堀越克明・日本私立中学高等学校連合会長が最近の私学を取り巻く情勢について報告、さらに作家の見延典子氏が「頼山陽の親子関係」の演題で講演する。頼山陽は江戸後期の儒学者、詩人、歴史家で『日本外史』の著者。その後、平和記念資料館、頼山陽史跡資料館等を見学する。
 二日目は、午前中が「私立学校の伝統と改革」をテーマにしたパネルディスカッションで、パネリストは安藤欣賢・中国新聞社論説主幹、松坂敬太郎・ヒロボー株式会社代表取締役社長、中川武夫・淑徳巣鴨中学・高校長で、實吉幹夫・東京女子学園中学高校長がコーディネーターを務める。午後は、大型船に乗船し江田島の教育参考館、宮島の厳島神社を訪ね、帰路、船内で二宮義人・広陵学園理事長が「瀬戸内雑感生命のかがやき」を演題に講演する。
 最終日は豊富な特派員経験を持つNHK解説委員の小林和男・作新学院大学教授が「世界を見る目、日本を見る目学びの場の創造を求めて」で講演する。
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