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記事2002年12月23日 1876号 (7面) 
職業観の育成が重要「アントレプレナー塾」
淑徳中高
 淑徳中学・高等学校(杉田峰雄校長、東京都板橋区)はこのほど、同校の淑徳ホールで中学生と高校一年を対象に「中高校生アントレプレナー塾」を開催した。
 同校では中学生を中心に、職業観の育成を教育活動の中で重要な目標の一つに置いているが、この試みもその一つで、会場は熱気に包まれた。
 このアントレプレナー塾は社団法人ニュービジネス協議会(志太勤会長=シダックス会長)の会員である企業の協力の下に今までにも開かれている。
 パネリストは岩尾啓一氏(解キャリア工学ラボ代表取締役社長)、小西國義氏(キュービーネット解代表取締役会長)、山崎智子氏(解ドゥ・クリエーション代表取締役)、水澤佳寿子氏(解コティ代表取締役)、佐藤大輔氏(解リング代表取締役)の五人で、ファシリテーターは星野晃一郎氏(解ダンクソフト代表取締役)が務めた。
 アントレプレナー塾ではまず、「ベンチャー企業」「アントレプレナー」「株式公開」などのキーワードを生徒たちに説明、その後、生徒たちに十年後を想像させ、さまざまなケーススタディーについて生徒たちに質問した。その上で、パネリストの意見を求める方法で、起業に対する見方をチェックしていった。
 岩尾氏は「時間を大切にすることと、将来どういう人間になりたいのか、方向をしっかり考えてほしい」とアドバイスをしていた。
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