東京都専修学校各種学校協会（中込三郎会長＝東洋美術学校理事長・校長）（文部科学省、東京都、東京都私立学校教育振興会など後援）は七月二十三日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで首都圏専門学校フェアを開催した。このフェアは高校生・大学生・短大生・社会人・留学生が専門学校を選択する場合の指針を示すために開かれるもの。
　専門学校側からは工業分野二十六校、医療分野十二校、衛生分野（栄養・調理）二十校、同（理容・美容）十三校、教育・社会福祉分野十校、商業実務分野三十二校、服飾・家政分野十校、文化・教養分野三十三校、それに千葉・埼玉・神奈川の専門学校十五校、合計百七十一校が参加した。各学校は分野別のブースに分かれ、相談に対応していた。
　また会場には総合、留学生、高等専修学校の各相談コーナー、東京都生涯学習センター、雇用・能力開発機構東京センターのブースなども設けられていた。
　社会人の中には「会社の勤めが終わってから英語の勉強を始めようと思っている」、あるいは「将来、菓子を作る仕事をしたいので、その学校を探しにきた」と言う人がいた。